千葉女児虐待死事件の闇深(2019)

父親から虐待を受けていた栗原心愛さんが死亡。
事前に学校で取ったアンケートには、父からの虐待と思われる

「なぐられる10回(こぶし)」
「きのうのたたかれたあたま、せなか、首をけられて今もいたい」
「口をふさいで、ゆかにおしつける」

など被害が具体的に。
しかし児童相談所に通報された父親が逆上し、詰め寄った父親にアンケートを見せるという失態が発覚。

これまで判明していることの経過

2017年8月 千葉県野田市へ転居
2017年11月6日 心愛さん、アンケートを答える
2017年11月7日 児童相談所に一時保護(アンケートの翌日から)
2017年12月27日 一時保護解除、親族宅に預けられる
2018年1月12日 両親は、アンケートの閲覧とコピーを請求、
市側は同意書が必要と説明
2018年1月15日 娘の同意書を持ってきて、
母親が「間違いない」としたので、アンケートを両親に渡す
2018年1月18日 野田市内の別の小学校へ転校
2018年3月 親子関係改善として自宅へ
2018年6月 いじめのアンケートに、「いいえ」と回答
2018年11月 いじめのアンケートに、「いいえ」と回答
2019年1月7日 始業式から不登校
2019年1月24日 心愛さんの死亡

アンケート
[あなたは、今いじめられていますか。という質問]
はい

[どのようないじめかをたずねる質問(選択肢)]
「いやなことをくりかえしていわれたり、こわいことばでいわれたりする」を選択
「おもいきりぶつかられたり、たたかれたり、けられたりする」を選択

[あなたは、いじめをだれからうけましたかという質問(選択肢)]
「かぞく」を選択

[悩みや相談したいことを自由に書くことができる欄]
お父さんにぼう力を受けています。
夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。
先生、どうにかできませんか。

栗原夫婦は沖縄で結婚、離婚。
復縁後妊娠するもDV、その後千葉へ。
はっきりしたSOSを出しても対処できず、児童相談所の権限を明確にすべきのようだ。

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