伊藤詩織VSはすみとしこ、名誉毀損騒動が法廷へ

ジャーナリストの伊藤詩織さんが、漫画家はすみとしこさんがTwitterにアップした漫画「枕営業大失敗」風刺要らすとが名誉毀損にあたるとし、損害賠償を求め提訴。

リツイートした3名にも名誉毀損で訴えていることが話題となっている。

「枕営業大失敗」




 2015年4月3日 伊藤詩織さんと元TBS記者・山口敬之さんが恵比寿で食事後、港区内のホテルへ行き性行為
2015年4月30日 警視庁高輪署が準強姦容疑(当時)で告訴状を受理
2016年7月22日 東京地検が嫌疑不十分で不起訴決定
2017年5月29日 伊藤さんが検察審査会に不服申し立て。
2017年9月22日 検察審査会は「不起訴を覆すだけの理由がない」として「不起訴相当」と議決
2017年9月28日 「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として、伊藤さんが山口さんを相手に1100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こす
2017年10月18日 伊藤さんが著書「Black Box」を出版
2019年2月 山口さんが伊藤さんを相手に慰謝料1億3000万円と謝罪広告の掲載を求めて反訴
2019年12月18日 東京地裁の鈴木昭洋裁判長は山口さんに慰謝料など約330万円の支払いを命じ、山口さん側の請求は棄却した。
2019年12月19日 はすみとしこ「枕営業大失敗」漫画をTwitterにアップ
2020年1月6日 山口さんが東京地裁の判決を不服として控訴

この騒動で「#わたしは伊藤詩織氏を支持します」ツイートが頻発。

今回の名誉毀損騒動で蒸し返されるのは、元凶のレイプ事件。
彼女の疑惑や矛盾だらけの証言と訴えられた山口敬之氏の闇。

山口敬之氏はレイプで逮捕状が出るも、執行直前に差し止め。「安倍友」の圧力での揉み消しだったと言われており、差し止めた警察官僚の中村格氏は、警察庁ナンバー2の次長に。
病巣が根深いこの騒動。

法廷での決着に注目が集っているようだ。

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