パリ12区「デルス」関根拓オーナーシェフが自殺

2014年パリ12区「デルス」「シュヴァル・ドール」のオーナーシェフ関根拓氏が自殺。「デルス」は2015年Omnivore最優秀賞、2016年グルメガイド「Fooding』ベストレストランに選出される有名店、スターシェフだっただけに、現地フランスメディアでも報道されている模様。

関根拓氏

渡仏後、有名シェフとなった関根氏だが今春より、セクハラやパワハラの噂が噴出。被害者という女性がインスタで告発する事態に発展。ジャーナリストが調査を開始していたという。

被害者とされる女性ボニーピーター氏のインスタ。

ボニーピーター氏は2019年1月にシェフと意気投合し仲間らとアパートで2次会。アパートで性的暴行を受けそうになったためメンタルを病み、インスタにシェフの名前を伏せて告発したところ10名以上の被害者が声をあげ、フランスレストラン業界でMetoo運動化。

その後料理雑誌の編集長ジュリーマシュー氏らが関根氏へのボイコットを表明。レストラン情報サイト「ATABULA」に関根氏の名前が掲載されたという。

関根氏とパートナーは暴行事件については事実無根と反論していたが、Metoo運動の中うつ病を発症したという。パリで最も注目を集めるシェフだっただけに、残念だという声も。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

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