偽装結婚に関する法と税金背景 前編[35607]

お金を見せつける新郎

2016年に放送されたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は、配役のマッチングもさることながら、恋愛を伴わない仕事としての結婚関係という独特のテーマにも注目が集まり、「契約結婚」という言葉が知名度を得ました。

契約結婚という言葉は法律で定義されているわけではありませんが、一般的には通常の結婚と異なり、ともに家庭を築くことを目的としない、主に金銭やその他の実利的なメリットを共有するために法律上の婚姻関係となることを指しています。

良く言えば「契約」ですが、悪く言えば「偽装」です。

ドラマでは婚姻届を提出していなかったので、厳密には偽装結婚と言えません。

しかし現実では、婚姻届を提出しての偽装結婚が実際に行なわれています。

そこで今回は、偽装結婚に関する法と税金背景についてお話ししたいと思います。

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