手術後わいせつ疑惑で逮捕、無罪→有罪の乳腺外科医の息子が自殺

東京都の柳原病院で手術後の女性を舐めるというわいせつ行為をした疑いで逮捕された乳腺外科医。
自身が執刀した女性患者に対してわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪で逮捕。

地裁で無罪となるも、高裁は一審無罪を破棄し、7月14日実刑2年。その中学生の息子が9月6日総武線の快速電車に飛び込み自殺。

柳原病院

2016年、男性医師が非常勤で働いていた柳原病院で執刀後、全身麻酔からめざめた女性の乳房をなめる。
女性は胸についた唾液をDNA鑑定、男性医師が逮捕。

地裁では男性医師無罪。女性は手術時の麻酔の影響により、現実と幻覚の区別がつかない、せん妄の疑いが指摘され、またDNA鑑定の手法も疑問とされた。

しかし高裁ではこれらを否定。
また通常であれば患部のみを撮影する手術前写真だが、女性の場合は顔も入れた写真を複数枚撮影、撮影記録を捜査前に15枚消去。

13:37 麻酔薬投与開始
14:00ころから14:32ころ 右乳腺腫瘍切開手術
14:42ころ 麻酔薬投与終了
(被害者が「ふざけんな。ぶっころしてやる」と言ったと、看護師が証言)
14:45 被害者が病室に入った。
14:55 「術後覚醒良好だが、創部痛強く、14:55ロビオン投与」というカルテの記載
(被害者がナースコール)看護師が入室。被告人が退室。
15:12 被害者が「たすけあつ」「て」「いますぐきて」と上司にLINEメッセージを送信
(被害者の胸に唾がべっとり付いていて気持ち悪かったと、被害者が証言)
(15:15 「ここはどこ」「お母さんどこ」と被害者が言ったと、看護師が証言)
15:22 「先生にいたずらされた」「麻酔が切れた直後だったけどぜっいそう」「オカン信じてくれないた」「たすけて」と被害者がLINEメッセージを送信
15:30 被害者は、看護師に対し、被害を訴えた。看護師が清拭を提案したが被害者が拒否
17:30 医師が被害者の退院を指示 → 被害者退院。

※被害者は、14時55分から15時12分の間に、2度わいせつ行為を受けたと証言している。

中学生という多感な時期。医師である親が衝撃的な内容で有罪実刑とはショックが大きかったのか。

なくなった方のご冥福をお祈りいたします。

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