アマゾンデリバリープロバイダTMG、多数の不正が発覚し契約解除

関西圏でアマゾンのデリバリープロバイダT.M.Gが、着服など多数の不正行為をしていたことが発覚。
9月30日で関西圏のTMG管轄センター閉鎖、2500人との契約解除となった模様。

発覚したTMGの不正
・配送ドライバー1日の金額を中抜きし、Amazonに過少報告
・Amazonから配送ドライバー個々人へのコロナ慰労金を下請業者に渡さず着服。
・荷物の仕分けなど内勤業務にかかる経費を、Amazonからはもらいながら、下請業者には渡さず着服。配送ドライバーに無償で仕分けをさせていた。

TMG傘下の業者の配送ドライバー約2500人は直前に契約終了

TMG管理のamazonの配送センターには、Amazonから客へ届かなかった不在荷物が多数残っているが、これらも客に無断でAmazon返送され、今後発送される荷物はクロネコヤマトへ振り分けられるという。

アマゾンと直接契約し配達する「アマゾンフレックス」。コロナ不況により、ハコベル、ピックゴーなどフリーランスの軽貨物宅配が急増。
https://flex.amazon.co.jp/

規制緩和と新規参入による競争原理で安くなる=質が悪くなる典型か。ギグワークの今後に注目が集まる

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