PayPay「売り上げ5億、赤字367億」マイナス決算が話題(2019)

PayPayが2019年3月期決算を発表。「売り上げ5億、赤字367億」というマイナス決算が話題になっている。

PayPay㈱ 累積赤字 【赤字527.78億円】
~2019.06 赤字162.19億円
~2019.03 赤字154.24億円
~2018.12 赤字211.35億円

ソフトバンクグループから460億円の出資を受け入れPayPayの資本金は920億。まだまだ資金は潤沢だが、親であるソフトバンクが、1億円以上をコワーキングスペースを提供するアメリカの企業「WeWork」に投資するも失速。

韓国版アマゾンといわれる「クーパン」に3,200億円を突っ込むが未だ上場もできず。

PayPayへのバラまきがどの程度影響したのか不明だが、ソフトバンクグループ時価総額は7月からの3ヶ月で約12兆3000億円から約8兆6100億円に3兆7000億円弱下落している。

PayPayバラマキキャンペーンの目玉である「いつでも5%相当戻ってくる」キャンペーンも改悪。
注文日の翌週木曜日にPayPayボーナスライト5%が付与されたのが、11月以降は注文日の翌週から3週間経過後の木曜日へと延期。
https://topics.shopping.yahoo.co.jp/notice/archives/201910041500.html

更なる囲い込みでPayPayフリマをローンチ、500円クーポン付与やヤフオクとの統合、送料無料などバラマキを爆発させるがUIはメルカリとほぼ一緒というスタイル。

立ち上げに設備投資がいらない業態とはいえ、キャッシュレス決済3社とも巨額赤字、フリマサイトも乱立。

共倒れになりそうな気配が見えてきたようだ。

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