みずほ銀行のシステムの恐ろしさが話題

ATM大惨事となったみずほ銀行のシステム障害。

過去に死者も出たみずほ銀行システムの恐ろしさが話題になっている。

第一勧業、富士、日本興業の3銀行が統合。

2002年「みずほ銀行」として一本化するシステム統合するも統合が遅れATM障害、口座振替の遅延など大規模障害が発生。

後日金融庁、みずほに業務改善命令が出されるトラブル。 2002年の障害対応にあたっていたSEが過労自殺する事態に。

 1999年8月 第一勧業、富士、日本興業の3銀行の統合を発表
1999年12月 みずほのシステムは第一勧銀システムに一本化する方針を決定
2000年12月 システム一本化を見直し。第一勧銀システムをメインに富士、興業銀のシステムを接続する方法に変更
2001年12月 口座振替データ振分け処理は、旧興銀システムを引継ぎ担当する予定だったが、旧興業銀システムは大量処理に適していないため、旧第一勧銀システムを引継ぐ方針に変更
2002年3月 口座振替テストを実施するも、システム全体の負荷を調べる異常テストは時間的余裕がなくできず。
2002年4月1日 みずほ銀行ATM障害発生
旧富士のキャッシュカードは旧富士の店舗でしか使用できず。他行のATMで旧富士のキャッシュカードを使用した際、現金が引出せないのに通帳には記帳されるなどのトラブル続出

2002年4月5日 公共料金の自動引き落し遅延数が250万件 二重引き落とし3万件
2002年4月8日 さらに二重引落し3万件判明

2020年再び大規模障害が起きたのは30年前に稼働開始した第一勧銀のシステムの上に現みずほ銀行のシステムが開発されており「地獄のシステム」案件といわれている。

30年前の銀行システムの統括PMを130万円で募集

再びヤバイ状況が隠しきれなくなっているみずほ。

大炎上している現場の火消しは可能なのか。

 

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